日本が新しい時代に入り、年号も「令和」となった2019年のゴールデンウィークに僕は香港にいた。
有給を1日取り、合計11連休。
僕は連休の後半を利用して、香港に飛んだ。
目的は2つ。
一つは、まだ行ったことがない香港を知りたかった。
中学生の頃(およそ25年前www)に読んだ、沢木耕太郎先生の「深夜特急」で一番印象に残っている場所が香港だった。
深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)
そして、同じく中学生の時にみた映画「恋する惑星」も僕の胸を熱くさせた。
そんな「深夜特急」「恋する惑星」の舞台となった香港を今更ながらだが、歩いてみたいと思ったのだ。
そして二つ目は、このブログタイトルにもある通り「台湾人CAさんを抱く」ため。
ここからは彼女と香港で過ごした備忘録としてのエントリー。
目次
台湾人CAさんとの出会い
彼女は台湾の台南出身で、大学卒業後に香港の航空会社へCAとして入社する。
彼女とはどうやって出会ったのか?
出会いのきっかけをくれたのは「Tinder」だった。
どこでマッチしたのかは分からないが、マッチ後に彼女からメッセージが送られてきた。
「我也在学日文但没有很认真 哈哈 (私も日本語勉強してます、真面目にやってないけどwww)
画像の彼女は目がとても大きく端正な顔立ち。画像加工の感じもなく、美人さん。
日本人的な美人というよりも、顔立ちがハッキリした中華美人。
Tinder上で年は32歳。
年齢は30オーバーだが、間違いなくAクラス。
そこからTinder上で少しのチャットを続け、彼女が香港に住む台湾人であることがわかり、LINEへ移行する。
LINEへ移行してから、彼女がCAであることが分かった。
「どーりで品がいいわけだ・・・」
CAブランドを知った僕は少しの興奮とともに心の中でつぶやいていた。
そこからは、LINE上でたわいもないチャットを継続する。
僕が出張で台湾へ行った時は台湾の画像を送ったり、彼女はフライト先である世界各地の画像を送ってくれたりと、決して頻度は高くなかったけど、定期的に連絡を取り合っていた。
その中で僕はちょいちょい打診を入れるも、
「東京フライトの時ゴハンでも行こうよ!」
「東京フライトはすぐ香港折り返しだから・・・」
「香港行こうと思ってるんだけど」
「シフト分からないから香港いるかしら・・・」
こんな感じで、常にスルーされていた。
まーそりゃあ誘われ慣れてるわなーと思いながら、また適度に連絡を重ねてたのだが、それでもなんと言うのだろうか、彼女は適度な距離感を取るのが非常にうまかった。
まるで「あなたなんかに掴ませないわよ」と言われているような感じ。
いい女特有の品と余裕だろう。
しかし、そんな感じがまた僕のモチベーションを上げる。
「いつか必ずキミを抱くから」
台湾人CAさんとのアポまで
今年の2月に僕はひとつのLINEを送る。
「4月末から5月頭って香港にいる?香港に旅行に行こうと思ってるんだけど、その時にご飯でもいかが?」
僕は、今年のゴールデンウィークの大型連休を利用して、上海・台北・深センを回り、現地でのナンパや既存さんとのおデートを計画していた。
しかし、僕は既婚者。
嫁は「普段仕事頑張ってんねんから、ゆっくり一人旅してきたら」と言ってくれたが、そんな嫁に申し訳なくもなり、後半の5日間に一人旅の時間を作った。
僕は嫁のことが大好きだし、尊敬もしてる、一緒にいる時間も大切にしたい。
(どの口が言ってるんだか・・・)
そしていろいろと考えた結果、香港を選んだ。
なぜかは冒頭に述べた通り。
そして、
彼女からはすぐに返信が来た。
「3月16日にならないとその時のシフトがわからないから、わかったら連絡する」
これまでは幾度となく華麗にスルーされてきたが、今回のレスを見て僕はいけるなと思った。
連絡はもう十分にとっていたし、彼女もある程度の信頼感を得ていたんだと思う。
僕は「ok」とだけ返信し、その時の連絡を終えた。
もちろんそこからはアポに関することは僕から触れていない。
そして、3月16日
彼女からLINEが入る。
「5月3日の朝に香港戻る、4日も香港いるよ」
彼女へ返信するまえに、僕は速攻で飛行機の予約をしていた。
僕は「ok、忙しい中ありがとう。予定わかったらまた連絡する」
と冷静を装いながら、超うかれていた。
後からわかったのだが、彼女はその日、南アフリカのフライトで朝の7時香港着。すごく疲れてるのに時間を作ってくれたことが、僕をとても嬉しい気持ちにさせた。
香港事前調べ
香港に行くのに大した下調べはしなかった。
準備したのは2点だけ。
一つ目は「現地SIM」を事前に購入。
Amazonで「中港7日 データ通信 2GB 中国本土31 香港 7日間 2GB SMS不可、通話不可、DATA専用SIM デザリング 可能 4G」を購入。
価格は1,050円と現地より安い。
日本語の簡単な説明文もあるので、特に迷わずすぐに使えると思う。
現地でとても快適に使用できた。
このSIMは中国大陸でも使えて、且つVPNを使用せずに「Twitter・Google・LINEなど」中国大陸での規制対象アプリも使うことができるとの情報。
二つ目は、自分が泊まるホテル付近のバーくらいは調べておこうと思い、ネットで色々と検索してみた。
ツイッターで香港に関する情報を発信されていた「しゅうまい」さん@siumaai7にDMを送り、ホテル付近のおすすめバーを教えて頂く。
いきなりのDM、しかもクソみたいなフォロワー数の僕に、しゅうまいさんにはとても丁寧に香港の情報を教えて頂いた。
しゅうまいさんの香港情報は香港愛に溢れてるので、香港に行く予定の方はぜひ参考にしてみてほしい。
僕が泊まるエリアはローカルエリア「ジョーダン」だったので、近くの「Horizonte Lounge」 という穴場的バーを紹介して頂いた。
今回、実際に「Horizonte Lounge」へ行ったが、こんなとこにいいバーあるの?と最初は疑ってしまった。大通り沿いにあるような高級ホテルとは異なり、大通りから一本入ったどローカールエリアにある怪しいホテル。
しかし、そんな不安はすぐに消える。
ホテル宿泊者が使うエスカレーターで最上階へ行くと、「Horizonte Lounge」がある。
ドアを開けると、小さなバースペースがあり、そこで最初にドリンクを注文。
あとは、そのまま階段を上ると、ループトップとなっている。
大パノラマで見ることができる香港の素敵な夜景は圧巻だ。
夜景が綺麗なのと、イイ感じに暗く、静かなところがとても気に入った。
しゅうまいさんありがとうございます!
台湾人CAさんへ会いに香港へ
台湾人のおせっかい気質もあり、香港に行く前に彼女からは「空港からホテルまでちゃんといける?」「オクトパスカード(Suikaみたいな交通カード)知ってる?」「バスの乗り場分かる?」などと、たくさんのお気遣いを頂いた。
空港からホテルまで一番最適と思われるバスルートを検索して、スクショを送ってくれたりもした。
台湾人の同僚、既存さんを知っている僕は「台湾人らしーな」「浮かれずに脈ありサインとしっかり見極めていかないと」と思いながら、スマホ画面を眺めていた。
早朝に香港に到着し、すぐにSIMを差し替える。
彼女からは何の連絡も来ていない。
朝7時着だから当然今は雲の上だ。
イミグレーションを抜けた後、香港で必須と言われている「オクトパスカード」を買うため、空港案内のお姉さんに聞いてみる。
初めて話した香港人女性は驚くほど塩対応だった・・・。
僕が軽く困惑している中、空港の到着ロービーには赤い服をまとった女性の集団が現れ始める。
「あ、香港のCAさんか」
「これが彼女がいてる会社・・・」
初めてみた赤い制服のCA集団に僕は少し圧倒された。
普段見慣れているANA・JALとは全然違く、中華圏の代表色である「赤」がまぶしかった。
そして、CAさんの顔立ち・雰囲気も日本の航空会社のそれとは異なる。
疲れてるはずの体からアドレナリンが出てくる。
(あともう少しで手が届く・・・)
こうして僕の香港での恋愛ゲームが始まった。
つづく
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