中国語の発音はどれくらいでマスターできるか?

難しいと言われている中国語の発音はどれくらいでマスターできるのか?

よく周りの人からはこのような質問をされます。

僕がいつも言う答えは、

「まだマスターしてないから分からない!」 です・・・(´∀`;)ノomg

こんな返しだけになると、面白くない男と思われてしまうため、すぐに続けて・・・

「うーん、マスターまでいかないにしても、中国語のピンインの発音が定着するのはどれくらいか?だと・・・」

 

最短で2〜3ヶ月くらいは欲しいね(*゚▽゚)ノ」と答えています。

当然個人差もありますし、1日に勉強に当てる時間にもよります。

では、この「中国語ピンイン発音の定着」まで「最短で2〜3ヶ月くらい」がどんなもんなのか?に関してご紹介させて頂きたいと思います。

 

目次

まずは全体感・構造を把握しよう!

僕は中国語の勉強を始めたと同時に、あるプレッシャーをかけられていたため、すごく焦って勉強していました。よく言えば、毎日熱心に教科書を読んで、先生の教えを熱心に聞き、毎日毎日マジメに勉強していました。

最初の方は、「こんな発音できっかよ・・・無理」

「ピンイン見ないと絶対無理・・・」

「連続した文で発音するのなんて絶対無理・・・」

 

「むり・無理・・無理・・・無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理理無理無理無理」

こんな風に打ちのめされていました・・・。

それでも、やる気だけはあったため、「毎日の継続した勉強」
いわゆる量をこなす事によって、並の発音力を身につけることが出来ました。

その後も発音の勉強は繰り返していたのですが、鼻息荒くしながら勉強していた頃とは違った視点で、中国語発音を見つめ直すことが出来たのです!

中国語の発音はとても難しいです。

なので、今僕がアドバイスさせて頂くとしたら、まずは全体感・構造を把握しよう!
とお伝えします。

例として下記「日本語」と「中国語」を見てみましょう。
この「中国語」の1文を話したい!が目的となります。

日本語:「大学生の本分はアルバイトでなく、学業だ」
中国語訳:「大学生的本分不是打工,而是学习」

この中国語を話したいと言う目的を達成するためには、下記図のような手順が必要になってくるのです。その必要な手順は⑴〜⑹に分けられます。

四声 (1) 「ヽ」  → 漢字を
読む
(発音)
(5)「大学生
 → 単語を
読む
(発音)
(6)「大学生」
 → 語句/文節を
読む(発音)
※目的大学生的本分不是打工,而是学习
子音(4)

「d」

× 母音
 単母音(2)

「a」

 複母音(3)

目的を達成するために逆説的に見ていきましょう。

目的:中国語訳大学生的本分不是打工,而是学习」を話す。

STEP⑹
単語を読む・発音する「“大学生”的本分不是打工,而是学习

STEP⑸
漢字を読む・発音する「“大”学生的本分不是打工,而是学习

※⑴〜⑷は順不同
STEP⑷
子音を読む・発音する「“大” =ピンインdà  → 子音(d)」

STEP⑵ or ⑶
単母音もしくは複母音を読む・発音する「“大” =ピンインdà  → 単母音(a)」

STEP⑴
四声を発音する「“大” =ピンインdà  → 「四声(ヽ)」」

 

長い道のりですね!

文を読む(発音) ← 単語を読む(発音) ← 漢字を読む(発音) ← ピンインを読む(発音)  ※ピンインは「⑴〜⑷の子音・母音・四声で構成」

この手順をしっかりと頭に入れておいて下さい!中国語を正しい発音で話すには、基礎である⑴〜⑷がとても大切なのです。ここが疎かになってしまうと、後ろの単語発音も下手くそになってしまい、当然のごとく伝えたい文もうまく聞き取って貰えません。この中国語の発音を習得する手順・全体感を捉えておきながら、基礎の発音練習を行って頂く事で、自分が今何のために?何の発音勉強をしているのか?が明確になります。そうした事ことが、基礎勉強の習得度up!となりますし、何よりも自身のモチベーションup!にも繋がります。ぜひこの全体感を頭に入れながら、発音勉強に取り組んで見て下さい!

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コツを上手く取り入れながら定着を目指そう!

発音のコツはそれこそこのブログで少しでもお送りできるよう頑張って参ります!

一方で、この超情報社会の世の中には既にステキな中国語発音のコツ(語学学校・教材・ネット情報 などコンテンツ)が存在しています。僕も普段から活用させて頂いている、素晴らしい内容が紹介されていますので、皆さんの中国語発音学習にもぜひ参考にしてみて下さい。

中国語発音向上のためのオススメサイト

■中国語学習のカエルライフ HPはこちら!
中国語の動画教材販売サイト
YouTube上でも多くの無料動画を配信されています。メインは教材販売かと思われますが、無料で配信されている情報だけでもかなり多いです。(太っ腹!www)発音・文法の基礎から、簡単な中国語フレーズと充実な内容です。
量だけでなく、一つ一つの無料動画教材の質が高く、「お金とっていいんじゃないっすか?」と感じてしまうほどのクオリティーです。
1つの動画が2〜3分程度となっており、とてもテンポ良く学習内容のポイントが紹介されています。
私はまだ有料の教材を購入した事がありませんが、もし初級時代にこの存在を知っていたら多分購入していた!と思えるほど役に立つ情報サイトです。

■中国語達人への道 HPはこちら!
中国語学習のための総合サイト
中国語の発音・文法・学習方法・中検過去問・コラムなどなど、全体を通してとても多くの学習コンテンツを無料で提供されているサイトです。
僕が中国語を勉強始めた際に「中国語学習サイト」として、一番に検索されてそのままお世話になりながら参考にさせて頂いているサイトです。
特に「文法辞典」は情報盛り沢山となっていますが、1つ1つの文法内容の紹介が薄いので、サブ的に活用することをオススメします。

■中国ゼミ 最速で中国語をマスターするサイト HPはこちら!
中国語学習のための総合サイト
フルーエント中国語学院の学長である三宅氏が作られているサイト
上の「中国語達人の道」以上に中国語・中国に関するコンテつを多く紹介されています。
ネット検索から「中国語を半年でマスターした私が教える人生を変えた勉強法」へたどり着き知ったサイトです。読んで頂けたらわかるかと思いますが、STEPごとに何をしたら良いのか?が細かく書かれています。勉強を始めた方にはとてもためになると思いますし、やる気にもさせてくれるはずです!僕は半年でマスターできんかったけど・・・
三宅先生はサイトの中で、このように言っています・・・

1-2 中国語勉強を伸ばすには検定の上位合格をめざす

中国語をマスターしようと思ったら、発音を中心とした学習をしつつ、HSKや中国語検定などを利用することが「使える中国語」への最短ルートだと言っていいでしょう。

なぜなら、検定は「読む・書く・聞く・話す」という総合力を身に着けるのに最も効率的だからです。

日本人が「現地でもしっかりと通用する中国語」を本気でマスターしようと思うのなら、検定試験を利用するのが、最も確実かつ効率的なやり方だからです。ただし、検定学習を利用しつつ、学習の中心は発音が中心になります。発音学習に関しては後述します。

ですので「会話だけできてコミュニケーションがとれたらそれで良い」という方も、実際に使える会話力を身に着けるために、ぜひ基本となる総合力を高めてください。

中国語マスターのための学習方法は、発音を中心に検定を利用した勉強が最短ルートだ!という事です。僕もめちゃくちゃ同意です!軸足は発音で、検定での高クラス・高得点を狙った勉強が一番効率的だと実感しています。この点に関しては、また別記事で紹介させて頂きますが、僕は中国語勉強を始めてから5ヶ月でHSK 4級合格を目標とし、そして合格しました。

ピンイン練習(子音・母音・四声)に最低2ヶ月以上

全体感を把握でき、各セクションを勉強するためのコツ(教材など)が手に入ったら、あとは徹底して発音練習を続けましょう。

先ずは、基礎であるピンインの練習です。音節を構成する、子音・母音・四声をそれぞれ基礎から勉強していって下さい。この目安としては最低2ヶ月以上は継続して欲しいです。先ずは音節を構成する各パーツを磨かないことには、組み立てができません。一番面白くない内容かもしれませんが、中国語勉強で一番大切な時期でもあるので、焦らずにじっくりと勉強して頂きたいです。

 

あとは漢字・単語を読む練習を

基礎であるピンイン練習が一通り終わったら、1音節を成す漢字をどんどん読んで行きましょう。

ピンインが安定していればその組み合わせで漢字を正確に発音できるようになります。漢字を正確に発音できるようになれば、単語・文章を正確に発音できるようになります。

子音・母音・四声の組み合わせをしっかり行い、漢字・単語を読みながら発音練習を踏まえて覚えていくのが効率的です。

 

中国語の発音をマスターするのに重要な基礎である「ピンイン」は疎かにせずに、様々なコツを参考にしながら時間をかけて、身につけて下さい。ここでの勉強量が後々の中国語の「話す力」「聞く力」にも大きく関わってきますよ!一歩づつ頑張りましょう!!

再见!

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