ちびまる子ちゃんの作者「さくらももこさん」

本日の速報で、哀しいニュースが届いた。

参照:デイリースポーツ
人気アニメ「ちびまる子ちゃん」などで知られる、漫画家のさくらももこさんが15日に、乳がんのため死去していたことが27日、分かった。53歳。さくらプロダクションが公表した。

 

参照:オリコン
ちびまる子ちゃん』で知られる漫画家のさくらももこさんが、乳がんのため15日に死去したが27日、わかった。享年53。メディア向けの書面や公式ブログで発表された。

 

僕の幼少期から少年期を一緒に過ごしてきた、漫画「ちびまる子ちゃん」の作者である「さくらももこ」さんが8月15日ご逝去されていたとの知らせが届いた。

驚きと共に、本当に残念だ。寂しい。

劣等生の僕は小さいなりに昔から何かしらのコンプレックスを抱きながら過ごしてきた。

かおの悪さ、頭の悪さ、運動神経の悪さ、時にはおしっこなども漏らしてしまう時があり、今思えばちょっとした笑い話に出来るけど当時は本当に自分の事が嫌いだった。

そんな子供の頃に、人気の漫画・アニメとして「ちびまる子ちゃん」が流行っていた。

劣等生で、特筆して何があるでもない主人公の「まる子」

かっこいい・かわいい主人公が当たり前であった漫画やアニメで、まる子の存在は僕の中で特別となり、一つの娯楽から学ぶべき存在でもあった。

脇を固める、超個性豊かなサブキャラ。

何とも言えないシュールな笑いがとても好きだったし、間違いなく今の僕の笑いの感性に大きな影響をもたらしてくれた。

いつもは悪ふざけで終始終わるストーリーなのに、僕の中でずーっと残っている話しがある。

まる子のお母さん・お父さんが喧嘩してしまい、「もう離婚ダァーッ!!」と言う流れで、まる子とお姉ちゃんがそれぞれお母さん・お父さんと別々に引き取られて暮らすことになりそうというシリアスなストーリーだ。

いつになく神妙な場面が多く、いつも喧嘩が多いまる子とお姉ちゃんが泣きじゃくる場面には、私も幼いながらに号泣していたのを今でもおぼえている。

しかし、しかしだ!

場面は急転し、最高のオチをつけてこの話を終える。

お母さんは申し訳なさそうに、「やはり離婚はしない」とまる子とお姉ちゃんに告げる。

「離ればなれにならなくて済む!みんなで一緒に住める!」と嬉しさ満点のまる子とお姉ちゃん!最後にお姉ちゃんがお母さんに「ケンカの原因は何だったの?」と尋ねたところ、お母さんが「お父さんがこんなものを買う!って言うから・・・」でこの話が終わる。

 

 

 

気まずそうなお母さん・・・

 

まる子「あんたたち離婚しなよ・・・」 姉「私ち2人で生きていくよ・・・」

 

こんな最高な漫画ですが、僕にとって更に大きな思い出があるんです。

それは日本と離れた地での再会でした。

上海での海外駐在時に、上海の街中で「櫻桃小丸子」として出会ったのです。

その人気は絶大で、日系コンビニであるローソンの店頭プロモーションにも活用されたり、子供向け人気アニメとして放送されていました。

まさか、異国の地でまる子を見ることが出来るとは!と、既におっさん化した僕も嬉しかったwww

さくらももこさんが亡くなられた件は、中国や台湾でも速報で報道されています。

《樱桃小丸子》原作者樱桃子因病去世 终年53岁

《櫻桃小丸子》日版配音員悼原作者:感謝恩人

 

こんな僕に大きな影響を与えてくれ、僕の人生の中においても大きな支えでもあった、ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんが亡くなられた。

寂しい。

本当に寂しい。

そして、素敵な漫画を、アニメを届けてくれてありがとう。

僕もあなたが僕にしてくれたように、人に少しでも良い影響を与えられる存在となれるようこれからも人生をまい進して行きます。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

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