中国語発音 《四声》のポイントとコツ

これまで、下記図にあるように「発音をマスター・習得するまでの手順」に沿い中国語発音のポイント、コツを紹介させていただきました!

「発音をマスター・習得するまでの手順」

(2)母音の1種である「単母音」に関して
中国語発音 《基本単母音》発音のコツとポイント

(3)母音の1種である「複母音」に関して
中国語発音 《複母音》発音のコツとポイント
中国語発音 《複母音》「n」「ng」の違いとコツ

(4)「子音」に関して
中国語発音 《子音の発音》
中国語発音 《子音》無気音と有気音の区別とポイント
中国語発音 《子音》の区別と詳細ポイント

本記事では、中国語を発音する上で欠かせない「四声(声調)」のポイント・コツに関して紹介させて頂きます。

四声とは?

中国語の漢字の発音には、一つの音節に一つの声調(音程)がセットになっています。

例えば、中国語の漢字「大」ですと、一字1音「dà」として読まれ、

子音(d)」と「母音(a)」、「声調(ヽ)」にて構成されています。

こんな感じです!! ・・・字きたなッΣ(´д`;)

この声調と書かれている箇所が四声と言うのですが、中国語(普通語)の声調が四つあることから、「四声」と呼ばれています。

そして、四声とは見た感じからも何となくわかるように、音程の高低を表すアクセントで、簡単に言うと声のトーンを表しています

四声を表す符号は声調符号と呼ばれ、主母音(一番はっきり発音される母音)の上に付きます。

子音「m」と母音「a」で構成される一音節「ma」を例にして見ると、このようになります!

第一声 第二声 第三声 第四声
m ā m á m ǎ m à

※母音「a」の上に付いている符号が中国語の声調符号。

この「ma」の四声(声のトーン)は下の図のような特徴を持っています。

聞いたことがある人も多いかと思いますが、中国語はこの四声によって、同じ音節「ma」でも意味が変わってしまうんです

声調
ピンイン m ā m á m ǎ m à
漢字
意味 お母さん 罵る(動詞)

 

このように、中国語は音節が同じでも、声調が変わると漢字と意味が変化します!それぞれの漢字に一つの声調があり、その声調で発音しなければ別の漢字の発音になる=別の意味の発音になってしまうんです。

例えば、同じ「ma」の音節で、声調別による違い・変化を見てみましょう。

wǒ ài mā
我 爱  →  私はお母さんが大好きです。
wǒ ài má
我 爱  →  私はが大好きです。
wǒ ài mǎ
我 爱  →  私はが大好きです。

このように、wǒ ài ma までは同じですが、声調が異なると意味も異なってしまいます。

日本語よりも多い音節(子音×母音)の数に加え、この四声が加わることで、より立体的な発音となるのが中国語の発音が難しい・大切!と言われる所以です。基礎となる発音はとても重要なので、みっちり時間をかけて中国語発音の筋肉をつけていってください!

それでは、その四声に関して各音節別にポイントを見てみましょう!

四声の発音のポイント

第一声 (m ā

ポイント
高い音を同じ音程(高さ)で維持し続ける。

まず実際に第一声を聞いて見ましょう!
※最初に男性の発音が、次に女性の発音が流れてきます。ともに第一声です。

  • 出だしから高い音程で
  • そのまま同じ高い音程をキープ

第一声は高いままです
僕は当初、なぜか高い音を出すのがなぜか恥ずかしく、途中でよく音程を下げてしまい、第一声がうまくありませんでした。後半でダレると、第四声と混同されるため、出だしから高い音程で、最後まで力を抜かずに高さをキープするよう意識して発声して下さい。

これを意識して、聞き・発声するだけでも、コツが早く掴めます!

上の録音を何度も聞き、同じように発声練習して見てください。

第二声 (m á

ポイント
低めに音を一気に引っぱり上げる。
  • 一気に上げる
  • 後ろの方に力を入れる

第二声は一気に引き上げる(上昇)させます!
驚きで聞き返すときの「マジぃッ?↑↑↑
心底驚いたときの「エエッッッ?↑↑↑
のような感じで一気に上がっていく感じで、後ろの方に力を入れます。

第二声のポイントでもある「一気に上げる」を意識するためにも、最初の方は大げさに発声練習して見てください。

慣れてくると、自然と力が抜けてコツが掴めた状態で第二声がうまく発声できるようになります。

第三声 (m ǎ

ポイント
低く低く抑えて力を抜く。
  • U字カーブの前半だけを意識する
  • 低く抑えにかかり、下げ切ったところで力を抜く

第三声は前半を意識して、低く低く抑えて抑え切ったところで力を抜きます!
後半の上げる意識はしなくてけーおつです!( ゚Д゚)

がっかりしたときの「あぁ〜あ・・・」に近い感じです。

この「あぁ〜あ」の後半で音を上げようとしませんよね?最初の「あぁ」で音が沈んでいって、下がり切った時に力が抜けて、自然と高さが上昇します。これが第三声のコツなんです!

前半部分に意識して、低く低く抑えて下げ切ったところで力を抜くと、抑えられていた呼気が解放されて音も自然な高さに上昇しますので、この点を意識しながら何度も発声練習をしてみて下さい。

第四声 (m à

ポイント
最初に力を入れ、一気に下げる。
  • 最初に力を入れ音を強く
  • 一気に下げる

第四声は最初を意識して、一気に落とす感じ下げます!
この“一気に落とす” がコツですね。

中途半端に弱く下げようとすると、後半の落とすべき場所でも力が残ってしまい落ち切りません。

そうなると、第一声?第四声?と曖昧な発音に聞き取られがちです。

ですので、下げる時は“一気に下げる”を意識して見ましょう!

最後に

四声に関して大体の感覚は掴んで頂けましたでしょうか?

四声が加わってくると、一気に中国語っぽくなってきますよね(笑)?ですので、ここが上手くなって発音でき、四声別でのウンチクが簡単に語れるようになると、ちょっとドヤれますYO


ドヤッ!!( ・`ω・´)キリッ

ですが、声調はまだまだ奥が深く、四声の他に「軽声」と呼ばれる、
軽く短く発音される音節もあるんです(´・_・`)ムズ

また、「声調の変化」と呼ばれるものもあり、第三声が連続すると、
前の第三声は第二声に変わるやら何やらとあります・・・( ゚Д゚)メンド

これらに関しては、また改めて紹介させて頂きます。

今回紹介させて頂いた四声のポイントを意識しながら、先ずは思いっきり・極端に発声しながら練習を繰り返して、中国語発音筋トレを継続しましょう!

第一声から第四声までの通し(男性:第一声〜第四声、女性:第一声〜第四声)

 

再见!

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