中国語発音の基礎 3

これまで中国語発音とは「どんなもん?」かと、「その大切さ」に関して書いてきましたが、今回は発音学習を進めて行くにあたり、そのポイント・特徴とコツを紹介させて頂きます。

 

目次

中国語・発音を早く習得する方法

偉そうな見出しで恐縮なのですが、結論から言うと前にも書いた通り、先ずは中国語発音の筋肉を徹底的に鍛えていくしかないと私は思います。(※中国語を話す・聞く準備に当たる、口と耳を鍛えると言う意味)
結局、発音においては「基礎的な事を地道に継続していく事が一番の近道」なんです。
そのためのおすすめ手法がこちら・・・

【方法1】
・発音専用テキストの内容に沿い「聞く」と「発する」をひたすらくり返す。
【方法2】
・週に一度か二度、中国人に発音をチェックして貰う。

その上で、発音を早く習得する方法・特徴とコツをまとめると以下のような手順となります。
数字の(1)から順に勉強して頂きたい!

四声 (1) 漢字を
読む
(発音)
(5)
単語を
読む
(発音)
(6)
語句/文節を
読む(発音)
※目的
子音(4) × 母音
 単母音(2)
 複母音(3)

 

上記が中国語発音を習得するまでの全体感
「21個の子音(上記の4)」と「39個の母音(上記の2&3)」を習得していれば、その組み合わせで中国語の全ての音節を発音することが出来ます。あとは、そこに四声を当て込めば全ての漢字を発音できるんです!
なので、先ず1〜4をマスターしなければ、中国語を読むことも発する事も出来ない・・・( ゚Д゚)メンド

 

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発音専用テキストを活用した発音勉強

中国語発音習得までの全体感を理解して頂いた上で、より効率的に習得していくために私ができるアドバイスは、基礎である上記1〜4を徹底的に身につける事です。
そのおすすめ方法が、先ずは自己学習でも可能である、「発音専用テキストを活用した勉強」です。
私が実際に行っていた発音専用テキストを活用した勉強はこちら・・・!( ゚Д゚)

 

  1. 下記中国語発音の専用テキストを活用
  2. 一冊のテキスト内容を精読した上で、テキスト内CD音声をリピーティングを1ヶ月継続 (´∀`;)ノ
  3. 上記2を終えた上で、CD音声1周分のシャドウィングを2ヶ月継続 ( ・`ω・´)キリッ
    (最初の1ヶ月はテキスト内の各ピンインを見ながらがオススメ)
    (通勤・通学中に音声を聞いて、実際には発生せずに頭の中だけで発生するのでも有り)

 

リピーティングとは?
→  音声を聞いてから一度再生を止めて、真似して自身で発生するトレーニングです。

シャドウィングとは?
→  CDの中国語音声に少し遅れて自身で発生するトレーニングです。

※英語学習に関してですが、分かりやすい説明がありましたのでこちらをご参考下さい。

【オススメ中国語発音専用テキスト】

  1. 中国語発音の基礎 NHK出版  Amazonリンク
  2. 紹文周の中国語発音のマスター Amazonリンク

 

結局は急がば回れ

最終的に中国語がペラペラになりたいとう目的がある以上、下記手順は避けて通れません。それは、1から4のステップを踏んで初めて成されます

四声 (1) 漢字を
読む
(発音)
(5)
単語を
読む
(発音)
(6)
語句/文節を
読む(発音)
※目的
子音(4) × 母音
 単母音(2)
 複母音(3)

 

ハッキリ言いますが、発音勉強は面白くなく(むしろ苦痛)、勉強していても進歩している実感が感じにくいです。そのため、モチベーションの維持も難しく、早々に脱落してしまう方も少なくないです。ただ、この学習は頭を特に使う必要もなく、ひたすら「リピーティング」と「シャドウィング」を繰り返すだけなので、ぜひ乗り越えて頂きたいです!
この基礎発音勉強次第で、その後の中国語の習得度の伸びも大きく変わってきます。頑張りましょう!

次回からは、「子音・母音・四声」の発音ポイントに関して書いていきたいと思います。

再见!

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